小麦

小麦の薬膳的な性質

薬膳的説明

養心除煩:心の働きを整えます。
健脾益腎:脾や腎の働きを改善します。
除熱止渇:熱による渇きを改善します。

小麦のサーマルタイプは文献により異なります。

収穫直後と長期保存後のサーマルタイプを区別する例もあります。また小麦の部位によってサーマルタイプを区別する例もあります。

『本草綱目』によると収穫直後の小麦は温性で時間が経つと平性になります。

また別の本草書によると小麦の白い部分は熱性で皮の部分は寒性です。同じ小麦粉でも真っ白な小麦粉は熱性、全粒粉は平性、ふすま粉は寒性ということになります。

小麦について

『本草綱目』など複数の本草書によると小麦粉から作られる食品(麺、パン、クッキーなど)は温性になるとされています。

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同じサーマルタイプの食材

サーマルタイプ:COLD 涼性

れんこん

れんこん

レンコンの功能は文献によって異なります。最大公約数的な効能は熱を冷まし、滞った血の巡りを改善する作用です。 この場合の熱は血分の熱(血熱)です。漢方理論によると「血分に熱がある状態」はかなりの重症です。 このようなケースは薬で治療するレベルの状態なので、薬膳を実践するうえではほとんど考慮する必要はありません。ですからレンコンは滞った血の巡りを改善する野菜だとおぼえておけばよいでしょう。 レンコンは生で食べる場合と火を通して食べる場合では効能が違うとする説もあります。この説によるとレンコンの功能は次のようになります。 生で食べると血分の熱を冷まし、滞った血の巡りを改善する作用があります。 火を通して食べる場合は補血、健脾、開胃の作用があります。

りんご

りんご

生津潤肺:燥性の肺のトラブルを改善する。 除煩解暑:暑さを払う。 開胃  :食欲増進。 止瀉  :下痢止め。 醒酒  :酔い覚まし。 補気作用があるとする文献もあります。

みかん

みかん

開胃理気:食欲増進作用、気の巡り(特に胸や腹)を整える作用があります。 止渇潤肺:肺陰のほか胃陰を補う作用があります。 お酒の飲み過ぎや熱性の咳を改善します。 1日の適量は最大3個。

びわ

びわ

潤肺止渇下気:燥熱性の肺のトラブルを改善し、渇きを癒し、上昇性の気の過剰な動きを抑制します。

牛乳

牛乳

補虚損:具体的には気血を補う作用です。 益肺胃:肺、胃の働きを促進します。 生津潤腸:燥性の腸のトラブルを改善します。 牛乳のサーマルタイプはフラット(平性)としている文献もありますが、中国では微寒と考えている人が多いようです。文献上も微寒としているものが目立ちます。

たけのこ

たけのこ

滋陰養血:陰、血を補います。 清熱化痰:病理物質「痰」を除去します。 利尿通便:排泄を促します。 この他にも消食、明目、益気などさまざまな効能があるとされています。

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