チーズ

チーズの薬膳的な性質

薬膳的説明

補肺潤腸:肺や腸に潤いを与えます。
養陰止渇:陰を補い渇きを癒します。肌の乾燥や痒みを改善する働きもあります。

チーズについて

中国最古のチーズはタクラマカン砂漠で発掘されたミイラの傍らにあったチーズです。
およそ3800年前にチーズが作られていたことになります。

チーズは遊牧民の生活の中で自然発生的に作られる食品だと言ってよいでしょう。古代中国人は遊牧生活をしていたわけですからチーズを食べていたとしても不思議ではありません。
しかしヨーロッパのように多様なチーズを作る文化は発達しませんでした。

本草綱目などを見ると様々な動物のミルクを漢方薬として利用していた形跡はあるのですが、チーズ文化が多様化しなかったのは少し惜しい気がします。

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同じサーマルタイプの食材

サーマルタイプ:FLAT 平性

ピーナッツ

ピーナッツ

潤肺化痰:肺を潤しながら痰を除去する働きがあります。 和胃補脾:食欲不振を改善する作用があります。 これらの性質はナマのピーナッツの性質です。ピーナッツには潤肺の作用があるので燥性のトラブルのケアに適しているのですが、炒ったり揚げたりした後にはピーナッツ自体が燥熱の性質を帯びるので燥性のトラブルのケアには不適切になります。 虚熱証の人は熱処理したピーナッツを控えたほうがよいとされています。ただし大量に食べたり長期間食べ続けない限り問題はないので、神経質になる必要はありません。 ◆花生衣の薬膳的作用 ピーナツの赤い薄皮(花生衣)には止血の作用があるとされています。 この止血作用は花生衣の作用というよりはピーナツ全体が脾の機能を改善し、血をあるべきところにキープする作用(脾統血)を高める結果だという説があります。その一方で花生衣の独自の功能だという見解もあります。 近年の科学的な研究によると花生衣には造血(血小板の生成作用)を促進する働きがあるそうなので、花生衣の独自の功能説が正しいのかもしれません。 アザができやすい人は薄皮ごと食べたほうがよいということになります。

くらげ

くらげ

清熱平肝:肝陰虚による肝陽の上亢を抑制する作用があります。この意味を理解するにはハイレベルの薬膳理論を知らなければならないので、意味がわからなくてもスルーして大丈夫です。 化痰消積:からだに溜まった病理物質である「痰」をデトックスする作用があります。 潤腸通便:燥性の便秘を解消する作用があります。 くらげの効能について「滋陰化痰」としている文献もあります。補としては補陰、瀉としては化痰なので、よくまとめた4文字です。漢方理論を知っている人は、滋陰と化痰は真逆の作用のように感じるかもしれませんが、このふたつの作用を併せ持つ食材は珍しくありません。水道と下水道を同時にセットするイメージで理解してください。

米

補中益気:脾の働きを促進して気の生成を助ける作用があります。 コメのサーマルタイプは文献によって微寒から熱まで幅があります。また産地による区別や新米と古米による区別を記している文献もあります。現在の中国ではおおむね平性として扱われているようです。

クコ

クコ

補腎益精:腎陰虚の諸症状を改善します。 養肝明目:肝陰虚の諸症状を改善します。 適量は最大12グラムです。 クコは薬膳にはよく使われる肝腎の陰を補う食材です。補陽とのバランスを考えながら用いるとよいでしょう。

とうもろこし

とうもろこし

調中開胃:食欲増進作用があります。 文献により「煎服亦有利尿之功」とされています。コーンスープには利尿作用があると考えてよいでしょう。

黒ゴマ

黒ゴマ

補肝腎:陰を補うことにより肝腎の機能を促進する。 益精血:腎精、血を補います。 潤腸燥:燥性の腸のトラブルを改善します。

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