にんじん

にんじんの薬膳的な性質

薬膳的説明

下気補中:気の巡りを整えます。特に上昇しすぎる気の働きを抑制する作用があります。
健胃消食:消化促進作用、腹の張りを改善する作用があります。
サーマルタイプは文献により微温または平ですが、現在は平と考えてよいでしょう。
旬は秋から冬です。

にんじんについて

にんじんは元朝末期に中国に伝えられた食材です。
現代の中国ではウサギの好物ということになっています。日本と同様ですね。
中国には白ウサギギャグというジョークのジャンルがあります。ニンジンが登場する話をご紹介しましょう。

ある日、白ウサギが薬局に来て尋ねました。
「にんじんをください」
「うちは薬局だからにんじんはありませんよ」

次の日、白ウサギがまた薬局に来て尋ねました。
「にんじんをください」
「昨日にんじんないって言っただろう。今度同じことを言ったらペンチでお前の歯を引き抜くぞ!」

次の日、白ウサギがまた薬局に来て尋ねました。
「ペンチをください」
「うちは薬局だからペンチなんかないよ!」
「にんじんをください」

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同じサーマルタイプの食材

サーマルタイプ:FLAT 平性

くらげ

くらげ

清熱平肝:肝陰虚による肝陽の上亢を抑制する作用があります。この意味を理解するにはハイレベルの薬膳理論を知らなければならないので、意味がわからなくてもスルーして大丈夫です。 化痰消積:からだに溜まった病理物質である「痰」をデトックスする作用があります。 潤腸通便:燥性の便秘を解消する作用があります。 くらげの効能について「滋陰化痰」としている文献もあります。補としては補陰、瀉としては化痰なので、よくまとめた4文字です。漢方理論を知っている人は、滋陰と化痰は真逆の作用のように感じるかもしれませんが、このふたつの作用を併せ持つ食材は珍しくありません。水道と下水道を同時にセットするイメージで理解してください。

蜜棗

蜜棗

補益脾胃:脾、胃の働きを促進します。 滋養陰血:陰、血を補います。 養心安神:心血を補い精神を安定させます。

豚肉

豚肉

滋陰潤燥:陰を補う作用があります。 サーマルタイプは寒とする文献もあります。 補気、補血の効能があるとする文献もあります。 補陰の作用があるので過剰な摂取は痰などの病理物質への変化につながるとされています。

牛肉

牛肉

補脾胃:食欲不振を改善します。 益気血:気血を補います。 強筋骨:筋骨を強壮にし、腰や膝の痛みを改善します。

米

補中益気:脾の働きを促進して気の生成を助ける作用があります。 コメのサーマルタイプは文献によって微寒から熱まで幅があります。また産地による区別や新米と古米による区別を記している文献もあります。現在の中国ではおおむね平性として扱われているようです。

クコ

クコ

補腎益精:腎陰虚の諸症状を改善します。 養肝明目:肝陰虚の諸症状を改善します。 適量は最大12グラムです。 クコは薬膳にはよく使われる肝腎の陰を補う食材です。補陽とのバランスを考えながら用いるとよいでしょう。

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