かぼちゃ

かぼちゃの薬膳的な性質

薬膳的説明

補中益気:脾の働きを高め気を補う作用があります。病後の体力回復などに適した食材です。
かぼちゃの旬は秋から冬です。

かぼちゃについて

カボチャのヘタの部分は南瓜蔕という薬になります。南瓜蔕は涼性で功能は清熱安胎などです。

南瓜蔕を始めて使ったのは中国ではテレビ時代劇の主人公にもなっている名医・葉天士だと言われています。秋のある日、山深い土地に往診に出かけた葉天士は病気に苦しむ妊婦さんに出会います。

現在の言葉で言う切迫流産だと見切った葉天士は南瓜蔕を煮て飲ませ妊婦さんを救ったと言われています。

南瓜蔕が本草書に記されるのは同時代の趙学敏が著した《本草綱目拾遺》からなので、葉天士は本から学んだのではなく経験上南瓜蔕の効能を知っていたのでしょう。

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同じサーマルタイプの食材

サーマルタイプ:HOT 温性

サンショ

サンショ

温中散寒:中焦を温める作用があります。 除湿止痛:病理物質「湿」を除去し、湿による滞りを解消して痛みを改善します。 日本でも使用頻度が高い漢方薬「大建中湯」の君薬はサンショです。 大建中湯は日本の臨床現場では手術後のケアに用いるというイメージの漢方薬ですが、漢方理論的に言えば「寒痛」の治療薬です。大建中湯の漢方的な効能は散寒止痛です。サンショ単独でもこの功能があります。

ガラムマサラ

ガラムマサラ

クミン:温:散寒止痛、理気和胃 カルダモン:温:消食去風 ナツメグ :温:温中、行气、消食 メース  :温:健胃和中 シナモン :温:散寒止痛、活血通経 インディアンベイリーフ(シナモンリーフ):温:温中散寒、解表発汗 ローレル(ベイリーフ):温 クローブ   :温:温中 オールスパイス:温 コリアンダー :平:健胃 ターメリック :温:行气活血、通経止痛 コショウ   :温:温中去寒 レッドペッパー:温:温中散寒、開胃消食 ガーリック:温:行气温中 ジンジャー:温:解表散寒、温中止嘔 ほぼ共通して体を温め、気(血)の巡りを改善し、食欲を増進する作用があります。 瀉の作用に偏っているので補の食材を用いてバランスをとることで薬膳的な完成度が高まります。

あんず

あんず

潤肺止咳:肺を潤し咳を止めます。 生津止渇:渇きを癒します。

なつめ

なつめ

補中益気:気を補う作用があります。 養血安神:血を補い精神を落ち着かせる作用があります。

サーモン

サーモン

健脾胃:脾、胃の働きを改善して体力を高める作用があります。

もも

もも

生津潤腸:潤いを与えて燥性の腸のトラブルを改善します。 活血消積:血の巡りを改善します。

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