きゅうり

きゅうりの薬膳的な性質

薬膳的説明

清熱利水:からだの悪い熱を取り除く作用があります。

きゅうりについて

日本でキュウリを食べるときは和え物やサラダのように生で食べるか漬物にして食べるのが一般的です。

中国でもキュウリの和え物や漬物を食べますが、さらに中華料理では炒め物やスープの具材として使うことも珍しくありません。

また日本では完熟したキュウリは滅多にたべませんが中国では完熟したキュウリも食します。特に広東で好まれると言われていて、スープなどの具材として利用されます。

完熟すると体を冷ます作用が緩和されるとの説があり、体を冷やすことを嫌う人の中には完熟したキュウリのほうが体に良いと考える人もいます。

◆黄瓜と胡瓜

中国ではキュウリを「黄瓜」と書きますが、もともとは「胡瓜」と書いたようです。キュウリはインド原産の野菜で、中国から見ると西域から伝わった食品です。

中国では西域の事物に「胡」という字が使われることが多かったのです。西域の民族を胡人と呼ぶこともありました。

当時「胡」の文字にはあまり良いイメージはなかったようです。4世紀に建国された後趙の王である石勒は自らが胡人であったことから「胡」という字を嫌い、この字を用いることを禁じたそうです。

この時代に漢族の官員がキュウリを黄瓜と呼んで石勒に気に入られ、その後、黄瓜という呼び方が定着したと言われています。

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同じサーマルタイプの食材

サーマルタイプ:COLD 涼性

小麦

小麦

養心除煩:心の働きを整えます。 健脾益腎:脾や腎の働きを改善します。 除熱止渇:熱による渇きを改善します。 小麦のサーマルタイプは文献により異なります。 収穫直後と長期保存後のサーマルタイプを区別する例もあります。また小麦の部位によってサーマルタイプを区別する例もあります。 『本草綱目』によると収穫直後の小麦は温性で時間が経つと平性になります。 また別の本草書によると小麦の白い部分は熱性で皮の部分は寒性です。同じ小麦粉でも真っ白な小麦粉は熱性、全粒粉は平性、ふすま粉は寒性ということになります。

りんご

りんご

生津潤肺:燥性の肺のトラブルを改善する。 除煩解暑:暑さを払う。 開胃  :食欲増進。 止瀉  :下痢止め。 醒酒  :酔い覚まし。 補気作用があるとする文献もあります。

ドラゴンフルーツ

ドラゴンフルーツ

清熱潤肺:燥熱による肺のトラブルを改善します。

なす

なす

清熱:からだの悪い熱を取り除きます。 活血止痛:血の巡りを改善し痛みを止めます。

すいか

すいか

清熱解暑:暑気を払います。 止渇利尿:渇きを癒し、尿の排泄を促進します。 スイカはからだを冷ます作用が強い食材として知られていますが、サーマルタイプを「平」としている文献もあります。

ゆり根

ゆり根

養陰潤肺:陰を補い燥性の肺のトラブルを改善します。 清心安神:心の熱を鎮めて精神を落ち着けます。この作用により不眠を解消します。 ユリ根は肺をケアする食材というイメージが強いのですが、安神作用もあるので睡眠の質が悪い人にはおすすめの食材です。 心火による不眠を改善するにはユリ根だけではなく補血補陰の食材を積極的に使い、食事の総合的なサーマルタイプが涼性になるようにします。 現代の日本では潤肺作用よりも安神作用のほうが注目されるべきでしょう。肺の渇きよりもこころの渇きのほうが蔓延しているからです。

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