鶏卵

鶏卵の薬膳的な性質

薬膳的説明

鶏卵は黄身と白身で薬膳的な効能が違います。通常は一緒に食べることが多いので両者の性質を合わせたものが鶏卵の薬膳的な効能になります。

黄身:サーマルタイプは温性
滋陰安神:陰を補い精神を落ち着かせる作用があります。

白身:サーマルタイプは涼性
補気潤肺:気を補い肺を潤します。
清熱解毒:熱によるトラブルを改善します。

鶏卵について

中国にはたまごを使う民間療法がいくつもあります。例えば益母草とたまごから作る益母草鶏蛋には補血調経の効能があるとされています。生理周期が短い人や生理前に胸が痛む場合に効果があるとされています。

民間療法の効果も中医(漢方)理論で評価されているところはさすが中国ですね。

鶏卵のカラは「制酸薬」というタイプの薬と同じ目的で使われていました。現在では中国の臨床現場でもほとんど見かけなくなっています。

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同じサーマルタイプの食材

サーマルタイプ:FLAT 平性

くらげ

くらげ

清熱平肝:肝陰虚による肝陽の上亢を抑制する作用があります。この意味を理解するにはハイレベルの薬膳理論を知らなければならないので、意味がわからなくてもスルーして大丈夫です。 化痰消積:からだに溜まった病理物質である「痰」をデトックスする作用があります。 潤腸通便:燥性の便秘を解消する作用があります。 くらげの効能について「滋陰化痰」としている文献もあります。補としては補陰、瀉としては化痰なので、よくまとめた4文字です。漢方理論を知っている人は、滋陰と化痰は真逆の作用のように感じるかもしれませんが、このふたつの作用を併せ持つ食材は珍しくありません。水道と下水道を同時にセットするイメージで理解してください。

じゃがいも

じゃがいも

健脾利湿:じゃがいもの功能は健脾利湿です。脾の機能を高めるには最適の食品です。 寛腸通便:便秘解消作用もあります。 利水消腫:むくみ解消の効果も期待できます。 現代医学の観点からは、寛腸通便と利水消腫はじゃがいもに含まれる食物繊維とカリウムの作用だと言われています。 健脾は漢方独特の概念なので理解しづらいですが、消化器系の働きを助ける働きだと考えればよいでしょう。

蜜棗

蜜棗

補益脾胃:脾、胃の働きを促進します。 滋養陰血:陰、血を補います。 養心安神:心血を補い精神を安定させます。

米

補中益気:脾の働きを促進して気の生成を助ける作用があります。 コメのサーマルタイプは文献によって微寒から熱まで幅があります。また産地による区別や新米と古米による区別を記している文献もあります。現在の中国ではおおむね平性として扱われているようです。

ブナシメジ

ブナシメジ

化痰止咳:病理物質「痰」を除去して咳を止める効果。 通便排毒:便秘解消効果。 中国ではシメジが一般的に流通し始めてからの歴史が浅いので薬膳的な評価は定まっていません。このページで紹介した薬膳的な効能はあくまで暫定的なものだとお考え下さい。

ぶどう

ぶどう

補気補血:気、血を補います。 生津利尿:渇きを癒し排尿を促します。 解表透疹:解表作用があります。 安胎:妊娠を安定させる作用があります。 ぶどうの功能はバリエーションに富んでいます。補と瀉の作用を兼ね備えた薬膳的に多機能な果実です。 旬は夏としましたが品種により異なります。

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