しょうが

しょうがの薬膳的な性質

薬膳的説明

発表散寒:解表作用があります。寒邪によるカゼの引き初めに効果的です。
消痰下気:咳を改善する効果があります。
温中止嘔:腹部を温め、吐き気を止める作用があります。

魚介類の毒を解毒する作用があるので、薬膳的には魚介類の料理に必須の食材です。
苦くて飲みづらい漢方薬を飲む前にしょうがの薄切りを舌にのせてしばらくすると、吐き気止めになります。

しょうがについて

生姜は昔から健康食品とされてきました。漢方の神様である神農の姓は「姜」です。生姜の名前は神農の姓が由来だとされています。

神農はありとあらゆるものを食べて薬効を確認したと言われています。当然毒を食べてしまうこともありました。

あるとき神農が毒に中って倒れたところ、周囲に良い香りがする植物が生えていました。その植物を食べたところ神農の気分は爽快になり毒の魔の手から逃れることができました。そこでその植物に神農の姓を与えたというわけです。

孔子は毎回の食事に生姜を所望したと言われています。紀元前から生姜は特別な食材であると考えられていたわけです。

中国には「冬に大根を食べ、夏に生姜を食せば医者いらず」ということわざもあります。
また有名な医学者である季東垣は「寝る前に大根を食べ、朝起きたら生姜を食すべし」と言っています。

生姜は陽を活発にするので朝食に適しています。「朝の生姜は人参湯にも勝る」とすら言われるくらいです。その一方で陰が支配する夜に「生姜を食すのは毒を喰らうのと同じ」と言われています。

もちろん生姜だけを食べることはあり得ませんから、陰陽のバランスをとる食事を作れば夕食に食べても何ら問題はありません。

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同じサーマルタイプの食材

サーマルタイプ:HOT 温性

サンショ

サンショ

温中散寒:中焦を温める作用があります。 除湿止痛:病理物質「湿」を除去し、湿による滞りを解消して痛みを改善します。 日本でも使用頻度が高い漢方薬「大建中湯」の君薬はサンショです。 大建中湯は日本の臨床現場では手術後のケアに用いるというイメージの漢方薬ですが、漢方理論的に言えば「寒痛」の治療薬です。大建中湯の漢方的な効能は散寒止痛です。サンショ単独でもこの功能があります。

シナモン

シナモン

温腎壮陽:腎陽の不足による諸症状を改善します。 温中散寒:冷えによる腹部の諸症状を改善します。 温経止痛:冷えによる痛みを改善します。 この他にも活血作用があるとされています。このため冷えによる生理痛もブラスタによる生理痛も改善する作用があります。 量は最大でも5グラムまで。 次のような場合は控えたほうがよいとされています。  妊娠中の女性  痔  便秘

なつめ

なつめ

補中益気:気を補う作用があります。 養血安神:血を補い精神を落ち着かせる作用があります。

リュウガン

リュウガン

気血を補い心脾の機能を高めます。この結果として安神作用が生じます。 タネを除いて乾燥させた「竜眼肉」は漢方薬としても利用されています。

スターアニス

スターアニス

温中理気止痛:冷えによる痛みや気滞による痛みを解消する作用があります。 適量は3から6グラムです。

鶏肉

鶏肉

温中益気:気を補う作用があります。 補精添髄:精、髄を補う作用があります。強壮作用があると考えればよいでしょう。 鶏肉のサーマルタイプは文献によって熱から微寒までかなりの幅がありますが、功能から逆算して温性であると考えればよいでしょう。 古い文献でサーマルタイプが一定しないのは、生育環境やエサによって鶏肉のサーマルタイプが変化することを示唆しています。

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