鶏肉

鶏肉の薬膳的な性質

薬膳的説明

温中益気:気を補う作用があります。
補精添髄:精、髄を補う作用があります。強壮作用があると考えればよいでしょう。

鶏肉のサーマルタイプは文献によって熱から微寒までかなりの幅がありますが、功能から逆算して温性であると考えればよいでしょう。

古い文献でサーマルタイプが一定しないのは、生育環境やエサによって鶏肉のサーマルタイプが変化することを示唆しています。

鶏肉について

中国には「中薬鶏湯」という料理のジャンルがあります。これはチキンスープの補気作用をベースにしつつ他の食材や漢方薬を加えて薬膳料理として食すものです。

中国では黄耆(おうぎ)や当帰(とうき)などの補薬が手軽に手に入るので強力な補気補血作用がある「中薬鶏湯」を一般家庭でも作ることができます。

補の作用というと良いことばかりのように思う人が中国にもたくさんいます。ところが薬膳はバランスが大切なので「やりすぎ」は様々な問題を引き起こします。

専門家の解説を読んでいると「中薬鶏湯」の良さをPRするよりも危険性に警鐘を鳴らす文章が少なくない状況です。

どういうときに「補」を重視するか、補と瀉の組み合わせをどうするか。そこが薬膳の面白さではないでしょうか。

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同じサーマルタイプの食材

サーマルタイプ:HOT 温性

スターアニス

スターアニス

温中理気止痛:冷えによる痛みや気滞による痛みを解消する作用があります。 適量は3から6グラムです。

くり

くり

養胃健脾:脾、胃の機能を高めます。 補腎強筋:腎機能を高めます。 活血止血:血の巡りを改善し、血の滞りによる出血を止めます。

とうがらし

とうがらし

温中散寒:冷えによる腹部のトラブルを改善します。 健胃消食:食べすぎによる腹部の不快感を解消し食欲を増進します。 散寒除湿:寒邪を除き、病理物質である「湿」をデトックスします。

さくらんぼ

さくらんぼ

補中益気:脾などの働きを助けて気の生成を促します。 健脾和胃:脾胃の働きを調和させます。 去風除湿:風邪、湿邪を除きます。 補気、補血作用があるとする文献もあります。

サンショ

サンショ

温中散寒:中焦を温める作用があります。 除湿止痛:病理物質「湿」を除去し、湿による滞りを解消して痛みを改善します。 日本でも使用頻度が高い漢方薬「大建中湯」の君薬はサンショです。 大建中湯は日本の臨床現場では手術後のケアに用いるというイメージの漢方薬ですが、漢方理論的に言えば「寒痛」の治療薬です。大建中湯の漢方的な効能は散寒止痛です。サンショ単独でもこの功能があります。

リュウガン

リュウガン

気血を補い心脾の機能を高めます。この結果として安神作用が生じます。 タネを除いて乾燥させた「竜眼肉」は漢方薬としても利用されています。

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