じゃがいも

じゃがいもの薬膳的な性質

薬膳的説明

健脾利湿:じゃがいもの功能は健脾利湿です。脾の機能を高めるには最適の食品です。
寛腸通便:便秘解消作用もあります。
利水消腫:むくみ解消の効果も期待できます。

現代医学の観点からは、寛腸通便と利水消腫はじゃがいもに含まれる食物繊維とカリウムの作用だと言われています。

健脾は漢方独特の概念なので理解しづらいですが、消化器系の働きを助ける働きだと考えればよいでしょう。

じゃがいもについて

じゃがいもは南米産ですが現在では中華料理の欠かせない食材になっています。糸切りにしたじゃがいも(土豆糸)は炒め物や揚げ物によく使われます。

中国でじゃがいもの生産が盛んなのは甘粛省などの内陸部でイスラム文化が色濃い地域です。その影響もあってか、中国のじゃがいも料理の中には羊の肉と合わせたりクミンを使った新疆風のものも多数あります。

西域の情緒漂うじゃがいも料理も一風変わっていて美味ですよ。

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同じサーマルタイプの食材

サーマルタイプ:FLAT 平性

鶏卵

鶏卵

鶏卵は黄身と白身で薬膳的な効能が違います。通常は一緒に食べることが多いので両者の性質を合わせたものが鶏卵の薬膳的な効能になります。 黄身:サーマルタイプは温性 滋陰安神:陰を補い精神を落ち着かせる作用があります。 白身:サーマルタイプは涼性 補気潤肺:気を補い肺を潤します。 清熱解毒:熱によるトラブルを改善します。

小豆(アズキ)

小豆(アズキ)

利水除湿:余計な水分、湿を除去します。 和血排膿:血の巡りを改善し膿の排出を促します。 アズキのサーマルタイプは文献によって温から微寒まで幅があります。現在の中国ではおおむね平性と考えられているようです。

プラム(スモモ)

プラム(スモモ)

プラムのサーマルタイプは文献により温から寒まで幅があります。 功能は清熱、生津、利水のほか、益気、活血作用があるとする文献もあります。 補と瀉の作用を併せ持つ食材です。

牡蠣

牡蠣

滋陰養血:陰、血を補う作用があります。この作用により血虚による不眠症を改善します。

とうもろこし

とうもろこし

調中開胃:食欲増進作用があります。 文献により「煎服亦有利尿之功」とされています。コーンスープには利尿作用があると考えてよいでしょう。

ピーナッツ

ピーナッツ

潤肺化痰:肺を潤しながら痰を除去する働きがあります。 和胃補脾:食欲不振を改善する作用があります。 これらの性質はナマのピーナッツの性質です。ピーナッツには潤肺の作用があるので燥性のトラブルのケアに適しているのですが、炒ったり揚げたりした後にはピーナッツ自体が燥熱の性質を帯びるので燥性のトラブルのケアには不適切になります。 虚熱証の人は熱処理したピーナッツを控えたほうがよいとされています。ただし大量に食べたり長期間食べ続けない限り問題はないので、神経質になる必要はありません。 ◆花生衣の薬膳的作用 ピーナツの赤い薄皮(花生衣)には止血の作用があるとされています。 この止血作用は花生衣の作用というよりはピーナツ全体が脾の機能を改善し、血をあるべきところにキープする作用(脾統血)を高める結果だという説があります。その一方で花生衣の独自の功能だという見解もあります。 近年の科学的な研究によると花生衣には造血(血小板の生成作用)を促進する働きがあるそうなので、花生衣の独自の功能説が正しいのかもしれません。 アザができやすい人は薄皮ごと食べたほうがよいということになります。

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