にんにく

にんにくの薬膳的な性質

薬膳的説明

行気消積:気滞を解消する作用があります。
さらに食欲増進作用があるとされています。

陰虚火旺、目・のど・口腔内の疾病がある場合は不向きな食材です。

にんにくについて

ニンニクは強壮作用のある健康食品だと考えられています。これは薬膳理論というよりは一般常識と言ってよいでしょう。このようにあまりにも世俗化した評判があるために中国ではニンニクの評価が反って低いのです。

2012年の話ですが中国のお笑い界の大御所が口にした「珈琲大蒜論」は中国人のニンニクに対する潜在意識を炙り出しました。

珈琲大蒜論はコーヒーとニンニクについてのちょっとした発言です。具体的には「ニンニクを食べるようなやつとコーヒーを飲む人間が一緒にいられるわけないだろう」という言葉でした。

これを聞いた人は「コーヒーを飲む人」は上海人であり「ニンニクを食べるやつ」は北方の中国人だと解釈しました。そして上海人はオシャレで北方の中国人はダサいという「意味」を感じ取った中国人たちから一斉に批判されたのです。

なぜコーヒーとニンニクが対比されたのか。そこがポイントです。コーヒーがオシャレな感覚と生活を象徴するのであれば、それと相容れないとされたニンニクの立場は?

中国人の食文化に深く浸透しているニンニクに対して中国人は心のどこかで「うまいけどダサい」という感覚を持っているようなのです。

もうひと回りすると「うまいけどダサいと言われているものをハッキリうまいというのがカッコいい」時代になると思います。

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同じサーマルタイプの食材

サーマルタイプ:HOT 温性

ガラムマサラ

ガラムマサラ

クミン:温:散寒止痛、理気和胃 カルダモン:温:消食去風 ナツメグ :温:温中、行气、消食 メース  :温:健胃和中 シナモン :温:散寒止痛、活血通経 インディアンベイリーフ(シナモンリーフ):温:温中散寒、解表発汗 ローレル(ベイリーフ):温 クローブ   :温:温中 オールスパイス:温 コリアンダー :平:健胃 ターメリック :温:行气活血、通経止痛 コショウ   :温:温中去寒 レッドペッパー:温:温中散寒、開胃消食 ガーリック:温:行气温中 ジンジャー:温:解表散寒、温中止嘔 ほぼ共通して体を温め、気(血)の巡りを改善し、食欲を増進する作用があります。 瀉の作用に偏っているので補の食材を用いてバランスをとることで薬膳的な完成度が高まります。

ざくろ

ざくろ

生津止渇:ざくろは温性ですが補陰作用がある食材です。ざくろの補陰作用は陽に拮抗して熱を冷ます作用ではなく、体に潤いを与える作用です。口や喉の渇きを癒す働きもあります。 収斂固渋:ざくろには収斂作用があるので出血性のトラブルや下痢などを改善する作用があります。 1日の適量は1個。 ざくろは果実だけではなく植物全体が漢方薬になる薬の木です。 例えば花には止血、葉には潤燥、皮には駆虫などの効能があります。どの部位にも共通して収斂作用があるとおぼえておけばほぼ間違いないと思って下さい。

もも

もも

生津潤腸:潤いを与えて燥性の腸のトラブルを改善します。 活血消積:血の巡りを改善します。

くるみ

くるみ

補腎固精:腎陽虚(の諸症状)を改善します。 温肺定喘:寒性の肺のトラブルを改善します。 補気養血:気血を補います。 熱証(実熱、虚熱双方)には不向きな食材です。

ながねぎ

ながねぎ

発汗解表:解表作用があります。 通陽  :経絡に陽気を通す作用があります。 利尿  :尿の排泄を促す作用があります。

スターアニス

スターアニス

温中理気止痛:冷えによる痛みや気滞による痛みを解消する作用があります。 適量は3から6グラムです。

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