しろきくらげ

しろきくらげの薬膳的な性質

薬膳的説明

補肺益気:肺の機能を促進して気を充実させます。
養陰潤燥:陰を補い潤いを保ちます。

しろきくらげについて

薬膳の知識がある人は白キクラゲは肺をケアする食材であるというイメージをもっているかもしれません。しかしそれだけではなく腸のトラブルにも効果があります。

漢方理論によれば肺と大腸は表裏関係です。表裏関係にある臓腑の一方をケアする食材はもう一方の臓腑を同時にケアする作用があるというわけです。

◆西太后と白キクラゲ

清の時代のことです。女帝・西太后が下痢に苦しみ宮廷医たちの治療がうまく行かないことがありました。

ところが名医・唐容川が白キクラゲのスープ(銀耳湯)を処方したところ、西太后の下痢はたちどころに治ってしまったのです。それ以来西太后は白キクラゲのスープを好んだということです。

白キクラゲは延年益寿之品であるとか長生不老良薬とも言われていました。不老長寿の秘薬という感じの意味です。

このような神秘的な効能があると信じられていたことから、白キクラゲには「菌中之冠」の異名もあります。中国語で菌はキノコという意味ですから、白キクラゲは最高のキノコだということになります。

白キクラゲというと乾燥した秋の季節に肺をケアする薬膳に入れるというイメージが定着していますが、燥性の便秘にも効果がある食材なので、どのような季節にも有用な食材ですよ。

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同じサーマルタイプの食材

サーマルタイプ:FLAT 平性

蜜棗

蜜棗

補益脾胃:脾、胃の働きを促進します。 滋養陰血:陰、血を補います。 養心安神:心血を補い精神を安定させます。

米

補中益気:脾の働きを促進して気の生成を助ける作用があります。 コメのサーマルタイプは文献によって微寒から熱まで幅があります。また産地による区別や新米と古米による区別を記している文献もあります。現在の中国ではおおむね平性として扱われているようです。

プラム(スモモ)

プラム(スモモ)

プラムのサーマルタイプは文献により温から寒まで幅があります。 功能は清熱、生津、利水のほか、益気、活血作用があるとする文献もあります。 補と瀉の作用を併せ持つ食材です。

やまいも

やまいも

補脾養胃:脾胃の働きを促進します。 生津益肺:肺の働きを促進します。 補腎渋精:腎の働きを促進し、精を保ちます。 先天の本(腎)と後天の本(脾)、さらに大気から気を取り込む肺の働きを促進することで生命エネルギーを多角的に充実させる作用があります。

チーズ

チーズ

補肺潤腸:肺や腸に潤いを与えます。 養陰止渇:陰を補い渇きを癒します。肌の乾燥や痒みを改善する働きもあります。

小豆(アズキ)

小豆(アズキ)

利水除湿:余計な水分、湿を除去します。 和血排膿:血の巡りを改善し膿の排出を促します。 アズキのサーマルタイプは文献によって温から微寒まで幅があります。現在の中国ではおおむね平性と考えられているようです。

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