はちみつ

はちみつの薬膳的な性質

薬膳的説明

滋養潤燥:からだに潤いを与える作用があります。


はちみつについて

ハチミツは古い医学書には「石蜜」と書いてあります。養蜂が始まる前の中国では天然の蜂の巣から蜜をとっていました。蜂の巣が岩場にあったので「石蜜」と呼ばれたと考えられています。

中国では遅くとも後漢時代には養蜂が始まっていました。この時代にはすでに養蜂の専門家がいて、養蜂のノウハウを教授していたそうです。

現在では切り取った蜂の巣を遠心分離器にかけてハチミツを巣から分離していますが、昔の中国では鍋で煮てハチミツを採取していました。

李自珍はハチミツを分離するときに強火を用いてはいけないと書いています。加熱しすぎるとハチミツの薬効が消えてしまうからです。

中国の科学者は、李自珍の時代の医学者はハチミツに熱を加えることによって生理活性物質が変性することを経験的に知っていたのだと考えています。

この意見が正しいとすれば熱を使わずにハチミツを採取する現在の技術は薬膳的には理想的な方法だということになりますね。

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同じサーマルタイプの食材

サーマルタイプ:FLAT 平性

とうもろこし

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調中開胃:食欲増進作用があります。 文献により「煎服亦有利尿之功」とされています。コーンスープには利尿作用があると考えてよいでしょう。

牡蠣

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滋陰養血:陰、血を補う作用があります。この作用により血虚による不眠症を改善します。

ブナシメジ

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化痰止咳:病理物質「痰」を除去して咳を止める効果。 通便排毒:便秘解消効果。 中国ではシメジが一般的に流通し始めてからの歴史が浅いので薬膳的な評価は定まっていません。このページで紹介した薬膳的な効能はあくまで暫定的なものだとお考え下さい。

くらげ

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清熱平肝:肝陰虚による肝陽の上亢を抑制する作用があります。この意味を理解するにはハイレベルの薬膳理論を知らなければならないので、意味がわからなくてもスルーして大丈夫です。 化痰消積:からだに溜まった病理物質である「痰」をデトックスする作用があります。 潤腸通便:燥性の便秘を解消する作用があります。 くらげの効能について「滋陰化痰」としている文献もあります。補としては補陰、瀉としては化痰なので、よくまとめた4文字です。漢方理論を知っている人は、滋陰と化痰は真逆の作用のように感じるかもしれませんが、このふたつの作用を併せ持つ食材は珍しくありません。水道と下水道を同時にセットするイメージで理解してください。

蜜棗

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補益脾胃:脾、胃の働きを促進します。 滋養陰血:陰、血を補います。 養心安神:心血を補い精神を安定させます。

キャベツ

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サーマルタイプはフラットですが清熱作用があります。また止痛作用があります。 キャベツには睡眠の質を改善する作用があるとされています。具体的には眠りが浅い、よく夢を見る、居眠りしやすいなどの症状を改善する作用があります。

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