マトン

マトンの薬膳的な性質

薬膳的説明

温中健脾:脾の機能を活性化します。
補腎壮陽:腎陽を補います。
益気養血:気と血の生成を促進します。
感染症に罹患しているとき、熱証のときは控えたほうがよい食材です。

マトンについて

元代の薬膳書《飲膳正要》には羊肉の料理が数多く登場します。
元王朝はモンゴル人が建国した国家であり、モンゴル人は羊の放牧を行っていたので、羊肉は最も身近な肉だったからでしょう。
北方の寒い環境で補陽食材の放牧が盛んであったことは単なる偶然ではないでしょう。
漢民族の王朝である宋代まで遡ると羊肉は肉の中でも高級品であるとされていて、豚肉よりも珍重されていました。
中華料理というと豚肉をイメージしがちですが羊肉は中国の食文化と切っても切れない関係にあります。

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同じサーマルタイプの食材

サーマルタイプ:HOT 温性

なつめ

なつめ

補中益気:気を補う作用があります。 養血安神:血を補い精神を落ち着かせる作用があります。

ライチ

ライチ

健脾養血:脾の働きを改善して血の生成を促進します。 理気消腫:気の巡りを整えむくみを解消します。 補心安神:心の働きを調整して心を落ち着けます。 陰虚証の人には不向きな食べ物です。 食べ過ぎると茘枝中毒になりますので大量に食べてはいけません。

鹿肉

鹿肉

気血を補う作用があります。 虚熱がある場合には不向きな食材です。

くるみ

くるみ

補腎固精:腎陽虚(の諸症状)を改善します。 温肺定喘:寒性の肺のトラブルを改善します。 補気養血:気血を補います。 熱証(実熱、虚熱双方)には不向きな食材です。

サンショ

サンショ

温中散寒:中焦を温める作用があります。 除湿止痛:病理物質「湿」を除去し、湿による滞りを解消して痛みを改善します。 日本でも使用頻度が高い漢方薬「大建中湯」の君薬はサンショです。 大建中湯は日本の臨床現場では手術後のケアに用いるというイメージの漢方薬ですが、漢方理論的に言えば「寒痛」の治療薬です。大建中湯の漢方的な効能は散寒止痛です。サンショ単独でもこの功能があります。

鶏肉

鶏肉

温中益気:気を補う作用があります。 補精添髄:精、髄を補う作用があります。強壮作用があると考えればよいでしょう。 鶏肉のサーマルタイプは文献によって熱から微寒までかなりの幅がありますが、功能から逆算して温性であると考えればよいでしょう。 古い文献でサーマルタイプが一定しないのは、生育環境やエサによって鶏肉のサーマルタイプが変化することを示唆しています。

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