緑豆(リョクトウ)

緑豆(リョクトウ)の薬膳的な性質

薬膳的説明

清熱解毒:からだの悪い熱を除きます。
利水:排尿を促す働きがあります。

清熱作用は緑の皮の功能で、解毒作用は実質部分の功能だと解説する文献もあります。

緑豆(リョクトウ)について

緑豆はインド原産の豆です。中国では2000年以上前から栽培されているそうです。日本では緑豆は一般的な食材とまではいえませんが、実はモヤシの原料として消費されています。

モヤシの薬膳的な効能は緑豆とほぼ同じです。また緑豆モヤシには酒の毒を解毒する作用があるとされています。

緑豆は中国でもモヤシの原料に使われていますが、家庭で使う食材としてもさまざまな料理に利用されています。

炊き込みごはんや粥に加えるのは定番です。また餡に加工して菓子の材料としても使われます。日本では餡といえばアズキ餡が一般的ですが、中国では緑豆の餡はアズキの餡と同じくらいポピュラーです。

緑豆の餡は月餅などの中に入れるだけではなく、ひと口大に整形してそのまま食べることもあります。

緑豆は応用範囲の広い食材ですが、体を冷ます作用があるので虚寒証の人には向かない食材であるとされています。特に脾胃虚寒(下痢気味の人などに多い)の場合には気を付けましょう。

実熱証で赤いニキビがある人にはおすすめの食材です。

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同じサーマルタイプの食材

サーマルタイプ:COLD 涼性

ヨクイニン

ヨクイニン

健脾除湿:脾の機能を高め、湿を除去します。 清熱排膿:悪い熱をとり、膿の排出を促します。 漢方的には肌のコンディションを改善(イボ取りなど)するために使われることが多い薬です。一度に大量に食べても効果は期待できません。少しずつ長く続けることで効果が現れます。長く続けるにはヨクイニン粥がおすすめです。 なお中国では「孕婦慎用」とされていますから妊娠中の女性は気をつけてください。 ◆ヨクイニンと便秘 薬膳(漢方)理論によるとヨクイニンは便秘の人には向かない食材です。ヨクイニンは漢方的な意味での水分を減らす働きをもつ薬だからです。 水分(津液)が不足すると直接(津液不足)、間接(血虚便秘)に便秘の原因になります。ですから便秘の患者さんにはヨクイニンを用いないのが基本です。本によっては忌食とされています。 どうしてもヨクイニンを使いたいときは便秘を予防するための食材をブレンドするとよいのですが難易度が高いです。 現在便秘の人やヨクイニンを食べ始めてから便秘になった場合は体のコンディションに合っていません。

だいこん

だいこん

化痰熱:病理物質「痰」の蓄積による熱証を改善します。 下気寛中:気の過剰な上昇傾向を抑制して気の巡りを改善します。

トマト

トマト

生津止渇:のどの渇きを癒します。 健胃消食:胃の働きを促進します。

びわ

びわ

潤肺止渇下気:燥熱性の肺のトラブルを改善し、渇きを癒し、上昇性の気の過剰な動きを抑制します。

ダイズ

ダイズ

健脾寛中:気の流れを促進し、脾の機能を高めます。 潤燥消水:潤いを増やしつつ余計な水分を除きます。 食べ過ぎると津液過剰となり病理物質である「痰」を生じるとする文献もあります。

にがうり

にがうり

清熱解毒:からだの悪い熱を除去する作用があります。

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