ほうれんそう

ほうれんそうの薬膳的な性質

薬膳的説明

養血止血:血を補い出血性のトラブルを改善します。
斂陰潤燥:陰の漏れ出しを防ぎ燥性のトラブルを改善します。

ほうれんそうについて

ほうれん草は現在のイランに相当する地域から中国に伝わったとされています。いつごろ伝わったかについては諸説あるのですが、複数の書物に残された記録によると、遅くとも唐の時代には伝わっていました。

唐の時代のほうれん草は非常に高価な野菜でした。王侯貴族だけが口にできるというレベルの野菜だったようです。

その高価なほうれん草を道教修行者たちが好んで食したようです。これには理由があります。

当時の中国では練丹術が流行していました。道教修行者たちは不老長寿のための丹薬を製造して自分自身で服用していたのです。

どうやら丹薬を服用すると不快感が生じたようです。丹薬には水銀などの重金属が含まれていましたから、服用後に不快感が生じたという話には「やっぱりそうか」という感じしかしません。

意外なことに、ほうれん草を食べると丹薬服用後の不快感が解消されたそうです。これが道教修行者たちがほうれん草を好んだ理由です。

太宗(李世民)は丹薬に傾倒していたので、やはりほうれん草を好んだといわれています。

これらの記録から、ほうれん草には水銀中毒を緩和する何らかの作用があるのではないかと考えられています。

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同じサーマルタイプの食材

サーマルタイプ:COLD 涼性

芹菜

芹菜

基本的な効能は平肝清熱です。ですから漢方薬として使う場合は肝陽上亢の治療に使います。 このほかにも去風利湿、除煩消腫、涼血止血、解毒宣肺、健胃利血、清腸利便、潤肺止咳の効能があります。 功能の細部をおぼえるよりも「瀉の作用を幅広くもつ野菜」と考えておけばよいでしょう。

みかん

みかん

開胃理気:食欲増進作用、気の巡り(特に胸や腹)を整える作用があります。 止渇潤肺:肺陰のほか胃陰を補う作用があります。 お酒の飲み過ぎや熱性の咳を改善します。 1日の適量は最大3個。

なす

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清熱:からだの悪い熱を取り除きます。 活血止痛:血の巡りを改善し痛みを止めます。

アスパラガス

アスパラガス

潤肺鎮咳:燥性の肺のトラブルを改善して咳を止めます。

牛乳

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補虚損:具体的には気血を補う作用です。 益肺胃:肺、胃の働きを促進します。 生津潤腸:燥性の腸のトラブルを改善します。 牛乳のサーマルタイプはフラット(平性)としている文献もありますが、中国では微寒と考えている人が多いようです。文献上も微寒としているものが目立ちます。

ダイズ

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健脾寛中:気の流れを促進し、脾の機能を高めます。 潤燥消水:潤いを増やしつつ余計な水分を除きます。 食べ過ぎると津液過剰となり病理物質である「痰」を生じるとする文献もあります。

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