そば

そばの薬膳的な性質

薬膳的説明

健脾消積:脾の働きを強め滞りを解消します。
下気寛腸:気の下降を促進して腸の詰まりを解消します。

ソバには健脾作用がありますが寒性で気の下降を促すため、脾胃虚寒証の人(下痢の傾向がある人などに多い)には向かない食材であるとされています。

そばについて

日本でソバといえば食べ方は決まっています。深い旨味が凝縮したツユでソバを啜るのは日本人の幸せの瞬間。

中国では麺にして食べることもありますが、それ以外の食べ方もたくさんあります。

ツブのままで食べる場合はソバ粥などにします。中国ではソバは十分に火を通さないと消化不良になると考えられているので、時間をかけて作ります。

白米とソバと野菜の混ぜご飯も定番料理のひとつです。白米を使わないバージョンもありますが、白米を加えたほうが粘り気が加わるので食べやすいとおもいます。

中国でもソバ粉を使うこともあります。皮にそば粉を混ぜた餃子がその一例です。そば粉を混ぜた餃子は蒸し餃子にします。

そば粉の比率にもよりますが、水餃子にすると小麦粉100パーセントの場合に比べて食感が劣るようです。

体が冷えている人は食べないほうがよいと言われていますが、逆に熱性の便秘を改善する作用に優れているので、実熱証で便秘気味の人には超おすすめの食材です。

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同じサーマルタイプの食材

サーマルタイプ:COLD 涼性

ヨクイニン

ヨクイニン

健脾除湿:脾の機能を高め、湿を除去します。 清熱排膿:悪い熱をとり、膿の排出を促します。 漢方的には肌のコンディションを改善(イボ取りなど)するために使われることが多い薬です。一度に大量に食べても効果は期待できません。少しずつ長く続けることで効果が現れます。長く続けるにはヨクイニン粥がおすすめです。 なお中国では「孕婦慎用」とされていますから妊娠中の女性は気をつけてください。 ◆ヨクイニンと便秘 薬膳(漢方)理論によるとヨクイニンは便秘の人には向かない食材です。ヨクイニンは漢方的な意味での水分を減らす働きをもつ薬だからです。 水分(津液)が不足すると直接(津液不足)、間接(血虚便秘)に便秘の原因になります。ですから便秘の患者さんにはヨクイニンを用いないのが基本です。本によっては忌食とされています。 どうしてもヨクイニンを使いたいときは便秘を予防するための食材をブレンドするとよいのですが難易度が高いです。 現在便秘の人やヨクイニンを食べ始めてから便秘になった場合は体のコンディションに合っていません。

柿

潤肺生津:燥性の肺のトラブルを改善します。

緑豆(リョクトウ)

緑豆(リョクトウ)

清熱解毒:からだの悪い熱を除きます。 利水:排尿を促す働きがあります。 清熱作用は緑の皮の功能で、解毒作用は実質部分の功能だと解説する文献もあります。

小麦

小麦

養心除煩:心の働きを整えます。 健脾益腎:脾や腎の働きを改善します。 除熱止渇:熱による渇きを改善します。 小麦のサーマルタイプは文献により異なります。 収穫直後と長期保存後のサーマルタイプを区別する例もあります。また小麦の部位によってサーマルタイプを区別する例もあります。 『本草綱目』によると収穫直後の小麦は温性で時間が経つと平性になります。 また別の本草書によると小麦の白い部分は熱性で皮の部分は寒性です。同じ小麦粉でも真っ白な小麦粉は熱性、全粒粉は平性、ふすま粉は寒性ということになります。

れんこん

れんこん

レンコンの功能は文献によって異なります。最大公約数的な効能は熱を冷まし、滞った血の巡りを改善する作用です。 この場合の熱は血分の熱(血熱)です。漢方理論によると「血分に熱がある状態」はかなりの重症です。 このようなケースは薬で治療するレベルの状態なので、薬膳を実践するうえではほとんど考慮する必要はありません。ですからレンコンは滞った血の巡りを改善する野菜だとおぼえておけばよいでしょう。 レンコンは生で食べる場合と火を通して食べる場合では効能が違うとする説もあります。この説によるとレンコンの功能は次のようになります。 生で食べると血分の熱を冷まし、滞った血の巡りを改善する作用があります。 火を通して食べる場合は補血、健脾、開胃の作用があります。

りんご

りんご

生津潤肺:燥性の肺のトラブルを改善する。 除煩解暑:暑さを払う。 開胃  :食欲増進。 止瀉  :下痢止め。 醒酒  :酔い覚まし。 補気作用があるとする文献もあります。

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