芹菜

芹菜の薬膳的な性質

薬膳的説明

基本的な効能は平肝清熱です。ですから漢方薬として使う場合は肝陽上亢の治療に使います。

このほかにも去風利湿、除煩消腫、涼血止血、解毒宣肺、健胃利血、清腸利便、潤肺止咳の効能があります。

功能の細部をおぼえるよりも「瀉の作用を幅広くもつ野菜」と考えておけばよいでしょう。

芹菜について

芹菜は日本語のセリ、セロリ、スープセロリを意味します。薬膳的には同じ性質です。

山東省と言えば青島のビールが有名ですが、中国では馬家溝の芹菜も有名です。

明末農民反乱の指導者・李自成の軍が北京を目指して進軍して山東省の馬家溝を通りかかったときのことです。

季節は夏。あまりの暑さで李自成軍の兵士たちが熱中症に倒れてしまい、行軍することができなくなってしまいました。

ところがたまたま芹菜を食べた兵士が元気を取り戻したそうです。芹菜の清熱作用が効いたのでしょう。

これを知った司令官が兵士たちにセリのスープを飲ませたところ、数日後には進軍を再開できるようになったそうです。

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同じサーマルタイプの食材

サーマルタイプ:COLD 涼性

いちご

いちご

清肺止咳:熱性の咳を改善します。 解毒消腫:熱性の腫れを改善します。 イチゴには去風作用があるとする文献もあります。この場合の去風は肺経に入った風邪を除く作用であると考えればよいでしょう。

ドラゴンフルーツ

ドラゴンフルーツ

清熱潤肺:燥熱による肺のトラブルを改善します。

小麦

小麦

養心除煩:心の働きを整えます。 健脾益腎:脾や腎の働きを改善します。 除熱止渇:熱による渇きを改善します。 小麦のサーマルタイプは文献により異なります。 収穫直後と長期保存後のサーマルタイプを区別する例もあります。また小麦の部位によってサーマルタイプを区別する例もあります。 『本草綱目』によると収穫直後の小麦は温性で時間が経つと平性になります。 また別の本草書によると小麦の白い部分は熱性で皮の部分は寒性です。同じ小麦粉でも真っ白な小麦粉は熱性、全粒粉は平性、ふすま粉は寒性ということになります。

ダイズ

ダイズ

健脾寛中:気の流れを促進し、脾の機能を高めます。 潤燥消水:潤いを増やしつつ余計な水分を除きます。 食べ過ぎると津液過剰となり病理物質である「痰」を生じるとする文献もあります。

りんご

りんご

生津潤肺:燥性の肺のトラブルを改善する。 除煩解暑:暑さを払う。 開胃  :食欲増進。 止瀉  :下痢止め。 醒酒  :酔い覚まし。 補気作用があるとする文献もあります。

トマト

トマト

生津止渇:のどの渇きを癒します。 健胃消食:胃の働きを促進します。

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