ざくろ

ざくろの薬膳的な性質

薬膳的説明

生津止渇:ざくろは温性ですが補陰作用がある食材です。ざくろの補陰作用は陽に拮抗して熱を冷ます作用ではなく、体に潤いを与える作用です。口や喉の渇きを癒す働きもあります。
収斂固渋:ざくろには収斂作用があるので出血性のトラブルや下痢などを改善する作用があります。
1日の適量は1個。

ざくろは果実だけではなく植物全体が漢方薬になる薬の木です。

例えば花には止血、葉には潤燥、皮には駆虫などの効能があります。どの部位にも共通して収斂作用があるとおぼえておけばほぼ間違いないと思って下さい。

ざくろについて

ざくろは中国語で石榴と書きます。実が割れて中からルビー色の果実が姿を現すという熟し方が独特であることから「天下之奇樹、九州之名菓」と称されました。

中国では多産の象徴とされていて、建築物の装飾の図案などに多用される果物です。桃と双璧をなす縁起物と言ってもよいでしょう。

また色が赤いので昔の中国では「石榴」は「赤」の代名詞でもありました。例えばかつての中国では「石榴裙」は赤いスカートを意味しました。そして「石榴裙」つまり「ざくろスカート」は単に赤いスカートという意味から「若い女性」を意味する言葉になりました。

またざくろは食用、薬用だけではなく、花を観賞するための植物でもあります。ざくろの花は明代の生け花の世界では花の王とされていました。補佐的に使われる花は妾の比喩に使われたこともあって、ざくろの花は特に高貴な花として好まれたとのことです。

多産、女性、高貴などなど。中国ではざくろは文化的な意味をもつ植物なのです。

◆中国ざくろの小歴史

ざくろは中国原産ではありません(現在のイランあたりが原産地だと言われています)が、歴史の教科書にも載っている張騫(ちょうけん)が西域から中国に持ち帰ったと言われているので、既に2000年以上の歴史があります。

唐の時代には長安周辺でざくろの栽培が盛んになっていました。唐代には結婚式の贈り物にざくろを贈る習慣があったそうです。

科挙の制度が確立した宋の時代にはざくろの中の実の数を数えて科挙の合格者の数を占う習慣があったようです。科挙合格を「榴実登科」と言うのは、この習慣が背景にあります。

元の時代にはざくろの盆栽が流行しました。やはり縁起モノだからです。

◆有名な産地

ざくろは中国各地で栽培されていますが江蘇、河南地区での栽培が盛んです。

また始皇帝陵で有名な臨潼のざくろは特に有名です。臨潼では唐の時代にはすでに大規模なざくろ栽培が展開されていたそうです。気候が合っていたからでしょう。臨潼には「石榴城」の雅号があるくらいです。

秋の観光で兵馬俑を訪れた後は、ざくろのジュースやお菓子を食べて唐代の中国にタイムスリップしてみてはいかがでしょうか?

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サーマルタイプ:HOT 温性

ライチ

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健脾養血:脾の働きを改善して血の生成を促進します。 理気消腫:気の巡りを整えむくみを解消します。 補心安神:心の働きを調整して心を落ち着けます。 陰虚証の人には不向きな食べ物です。 食べ過ぎると茘枝中毒になりますので大量に食べてはいけません。

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コショウ

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温中下気:中焦(脾、胃など)を温め、気の過剰な上昇傾向を抑制します。 消痰解毒:病理物質「痰」をデトックスする作用があります。

にんにく

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