とうがらし

とうがらしの薬膳的な性質

薬膳的説明

温中散寒:冷えによる腹部のトラブルを改善します。
健胃消食:食べすぎによる腹部の不快感を解消し食欲を増進します。
散寒除湿:寒邪を除き、病理物質である「湿」をデトックスします。

とうがらしについて

中国では湿邪の多い土地でトウガラシを用いた料理が好まれると言われています。なぜかというとトウガラシには「除湿」作用があるからだと説明されています。

ところが専門書を見るとトウガラシに除湿作用があると書いてある文献はあまり多くありません。トウガラシの主たる功能は温中だと覚えたほうが適切です。

同じ理由から減肥のためにトウガラシを多食することは無意味ではありませんが効果は限定的です。

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同じサーマルタイプの食材

サーマルタイプ:HOT 温性

さくらんぼ

さくらんぼ

補中益気:脾などの働きを助けて気の生成を促します。 健脾和胃:脾胃の働きを調和させます。 去風除湿:風邪、湿邪を除きます。 補気、補血作用があるとする文献もあります。

サンショ

サンショ

温中散寒:中焦を温める作用があります。 除湿止痛:病理物質「湿」を除去し、湿による滞りを解消して痛みを改善します。 日本でも使用頻度が高い漢方薬「大建中湯」の君薬はサンショです。 大建中湯は日本の臨床現場では手術後のケアに用いるというイメージの漢方薬ですが、漢方理論的に言えば「寒痛」の治療薬です。大建中湯の漢方的な効能は散寒止痛です。サンショ単独でもこの功能があります。

コショウ

コショウ

温中下気:中焦(脾、胃など)を温め、気の過剰な上昇傾向を抑制します。 消痰解毒:病理物質「痰」をデトックスする作用があります。

リュウガン

リュウガン

気血を補い心脾の機能を高めます。この結果として安神作用が生じます。 タネを除いて乾燥させた「竜眼肉」は漢方薬としても利用されています。

ガラムマサラ

ガラムマサラ

クミン:温:散寒止痛、理気和胃 カルダモン:温:消食去風 ナツメグ :温:温中、行气、消食 メース  :温:健胃和中 シナモン :温:散寒止痛、活血通経 インディアンベイリーフ(シナモンリーフ):温:温中散寒、解表発汗 ローレル(ベイリーフ):温 クローブ   :温:温中 オールスパイス:温 コリアンダー :平:健胃 ターメリック :温:行气活血、通経止痛 コショウ   :温:温中去寒 レッドペッパー:温:温中散寒、開胃消食 ガーリック:温:行气温中 ジンジャー:温:解表散寒、温中止嘔 ほぼ共通して体を温め、気(血)の巡りを改善し、食欲を増進する作用があります。 瀉の作用に偏っているので補の食材を用いてバランスをとることで薬膳的な完成度が高まります。

にら

にら

補腎:腎陽を補います。 温中行気:気の巡りを改善します。 ニラの功能は文献によって様々です。体を温め気の巡りを改善すると覚えておけばよいでしょう。

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