薬膳理論解説:インナーバランス

インナーバランスってなに?

インナーバランスは私たちの体の中にある生命エネルギー生命活動に必要な成分の状態です。

私たちのコンディションはインナーバランスが調和しているときに最高の状態になります。

漢方や薬膳はインナーバランスを完璧に調和させることを究極の目的にしています。

代表的なインナーバランス

生命エネルギーや生命活動に必要な成分にはいくつもの種類があります。

謎めいた漢方用語の「陰陽」とか「気」も生命エネルギーの一種です。

このほかにもたくさんの種類がありますから全てを理解しようとすると何年も勉強しなくてはなりません。

でも薬膳を始めるためにはそれほど深いレベルの勉強は必要はありません。

薬膳で大切なのは陰陽と寒熱のバランスです。

このふたつは体と心のコンディションを大きく左右する生命エネルギーの状態を表しています。

陰陽と寒熱のバランスが整えば私たちの基本的なコンディションはかなり改善されます。

逆に陰陽バランスや寒熱バランスが乱れると徐々に精神的にも肉体的にも不調になります。

具体的には睡眠の質が悪くなるとか情緒が不安定になるなどの問題が出てきます。

インナーバランスの整え方

例えば陽が強すぎるときには陽のちからを抑えて陰とのバランスをとるようにします。

このとき陽のちからを抑える働きがある食事をすれば薬膳になりますし、薬を使えば漢方治療になります。

逆に陽が弱すぎるときには陽のちからを助けて陰とのバランスをとるようにします。そのような場合に適した食べ物や漢方薬があるのでそれを使えばよいのです。

ここで大切なのはどういうときに陽が強すぎるのか、どういうときに陽が弱すぎるのかを見極めることです。

この見極めを間違うと食事や漢方薬がインナーバランスを悪化させることになりかねません。

ですから薬膳を始めるにはまず最初に自分自身のインナーバランスがどうなっているのか判断する必要があります。

インナーバランスの判定方法

インナーバランスは心と体に現れるサインを総合して判断します。

漢方と言うと多くの人がイメージする脈や舌の観察もインナーバランスを判断するのに必要なサインを集めるための手段なのです。

例えば舌が赤い場合は体に余計な熱が溜まっている可能性があります。

さらにイライラしているとか赤いニキビがあるなどのサインが加わると「熱」が溜まっている可能性が高くなります。

また夜になると微熱を感じるとか手のひらに熱感があるのは「陰」が不足しているサインです。

「熱」が溜まっているとか「陰」が不足しているというのがインナーバランスです。

心と体に現れるサインとインナーバランスには一定の関係があります。この関係を知ることが薬膳の基礎的な勉強の内容になります。

面白そうだと思った人は薬膳の勉強に向いている人です。めんどくさそうと思った人は常識的な人です。実際に薬膳理論の勉強はめんどくさいからです。

全ての人に薬膳を

今まではメンドウな理論学習に時間を割くことができない人は薬膳を始めることができませんでした。これは専門家の努力が足りなかったことを意味しています。

私たちは医学知識もITの知識が無くても医療やITを利用しています。専門家が工夫して全く知識がない人でも医療やIT技術の恩恵を受けられるような仕組みを作りだしているからです。

薬膳も同じはずです。

知識が無くても誰でも手軽に薬膳を始めることができる

TCMediCo は日本にそのような環境を作り出すためにインナーバランス判定用のシステムを開発しています。

このウェブサイトでは陰陽と寒熱のインナーバランスを自動的に判定するツールを公開しています。

難しい理論を勉強する前にとりあえずこのツールを使って陰陽と寒熱のバランスを整えてみましょう。

陰陽・寒熱という基本的なインナーバランスが調和すると体の状態も心の状態も好転します。

食事はおいしくなり朝の目覚めも快適になり不安な気分もイライラすることもなくなります。

薬膳を体験したうえで「薬膳っておもしろいな」と思ったら、それから勉強を始めても遅くはありません。

薬膳理論のアウトラインを勉強してみたい人はインナーバランス・トリートメントのテキスト
をご覧ください。Lev.9を読むだけで基本的な考え方を理解できるように構成されています。

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