眠りの質が悪いなら薬膳です

不眠は大きな問題

不眠は大きな問題です。よく眠れないこと自体がストレスですがそれだけではありません。

疲労が溜まり昼間のパフォーマンスが低下します。

よく眠れないと思ったらスグに対処しなければなりません。病気のレベルになってしまったら病院に行くべきです。

漢方治療を希望する場合には漢方の専門家がいる病院や薬局に行くとよいでしょう。不眠の漢方治療はかなり複雑なのです。

もちろんそこまで悪化する前に薬膳ケアで体のコンディションを整えるのが理想です。

不眠の薬膳ケア

不眠をケアするためには体のコンディションがどのようになると眠れなくなるのかを知る必要があります。

漢方治療のためにはかなり複雑な分析が必要になりますが薬膳の場合には実熱、虚熱、気虚の3タイプを区別することが大切です。

実熱タイプ

実熱は体を温める作用がある「陽」が強すぎて体のコンディションが「熱」に偏っている状態です。

この場合の「陽」は体にとって有益な生命エネルギーだけではなく熱を発生させる「余計なモノ」も含まれます。

漢方治療の場合にはこれらの「余計なモノ」の種類によってケアの方法を変えますが薬膳の場合にはそこまで厳密に考える必要はありません。

実熱タイプなら涼性の薬膳が適しているという基本を押さえておくことが重要です。逆に言うと実熱の場合に体を温めると、不眠はさらに悪化します。

虚熱タイプ

虚熱は体を冷ます作用がある「陰」が不足している状態です。

この場合も体のコンディションは「熱」に偏っているサインを出しますが、ケアの方法は実熱の場合とは違います。

虚熱のケアは「補陰」です。食事のサーマルタイプは通常は平性が適しています。

気虚タイプ

「気虚」は「気が足りていない」という意味ですが漢方的にはすごく大雑把な評価です。

漢方治療をするときには「気のどのような機能」が足りていないのかを判断する必要があります。

ただし薬膳ケアの場合にはそこまで考えると食材選択の幅が狭まって反って現実的な薬膳ケアができなくなります。

気虚タイプの不眠をケアするにはまずサーマルコンディションを判定してください。

気虚が一定レベルを超えると「虚寒」になるのでその場合には補陽薬膳または温性の薬膳を作ることを前提にしながら補気作用がある食材を積極的に使うと良いでしょう。

サーマコンディション分析を利用すると実熱、虚熱、虚寒を判定できます。不眠の薬膳ケアを始める前にご利用ください。

専門家のために

専門的なケアに薬膳アドバイスをプラスするためのインフォメーションです。

実熱の具体例は肝鬱化火、心火、痰熱の3タイプです。

気虚の具体例は心脾両虚、心胆気虚の2タイプです。

さらに脾気虚を基礎に胃気が停滞する「胃気失和」も不眠の原因になります。

胃気失和は脾気虚、気滞、痰が合併した状態ですがそもそもの原因は「飲食不節」ですから中国伝統医学的なケアをする場合には薬膳的なアドバイスは不可欠です。

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