千代田のお鮨
千代田においしいお鮨屋さんがあるとの評判を聞いて社長に報告！
社長は薬膳の話を広めるためにできるだけたくさんの飲食店を巡るようにしているので、さっそく訪問することになりました。
お店の名前は美桜（みお）さん。ネットの情報によるとリニューアルしたお店だそうです。
先ずは出てきた料理をご紹介しましょう。
お刺身三種
最初に「おつまみ」としてお刺身三種が出てきました。
時計回りにサンマ、カレイ、サワラです。
新鮮なサンマはお刺身でもOK！生で食べても微かにサンマの香りがします。クセがあると言えばあるのですが、大葉と一緒に食べると独特なハーモニーで病みつきになりそう！
焼き物
次は長崎のクロムツの焼き物（塩焼き）です。
皮にしっかりとした塩の味がついていてとても美味しい！
煮物
次は北海道のキンメの煮物です。
皮の裏の上品な脂とコラーゲンが美味しい！
お鮨
お鮨は種類が多かったので一部をご紹介します。
先ず赤貝。すし飯に色が付いているのは赤酢の色です。
貝は肉厚で大きかったです。社長いわく「かなりよいネタ」。すし飯もおいしい！
次はマグロの赤身です。
マグロの切り方が普通のお店と違います。
マグロの厚さはふつうの半分ぐらいですが、大きく正方形に切ってあり、すし飯を包み込むようににぎるスタイルです。
初めてのスタイルでしたが特に箸で食べる時に崩れにくくてよかったです。
次はウニ！
ひと口で食べるのがもったいないほどの山盛りです。ウニだけを少し食べてから残りをひと口でいただきました。
次はアナゴ。
これは「にぎり」ではありませんでした。超ミニのアナゴ丼スタイルです。とろけるくらいやわらかかったです。
次は社長が好きなコハダ。
酢で〆てあります。〆たサバやコハダは苦手な人もいますが社長はこういうのが大好きです。
この他にもイクラやエビや巻物なども出てきました。どれもとっても美味しかったです。すし飯に赤酢を使っているので、尖った刺激がない穏やかな味わいでした。
デザート
最後にデザートも！
柿と栗きんとんのおまんじゅう（クリーム入り）です。たくさん頂いた後なのでデザートはこのくらい軽めがよいですね。
薬膳メモ
なま物は一般的に体を冷やすと言われています。そういう食材を酢飯と一緒に食べるお寿司はサーマルタイプがほぼ平性のバランスが取れた料理です。酢は体を温める食材だからです。
お鮨を作る時には酢を少量使うのではなく、かなりたくさん使いますから酢の温性が効果を発揮してなま物の涼性を緩和してくれます。
お鮨はどんな人が食べても寒熱バランスを悪化させない優れた薬膳料理です。
肝心の薬膳普及活動ですが…
ご主人の様子があまりにも真剣だったので薬膳雑談はできませんでした。
